
こんにちは、ナナです!
去年の12月に権利を取った含み損のJTから、株式関係重要書類一式が届きました。
今回は、JTの業績報告書と期末配当金について紹介します。
含み損のJTから業績報告書と期末配当金計算書が届く

封筒を開けてみると中には、
- 業績報告書vol.68
- 第37期 期末配当金計算書
- 「配当金振込先ご確認」のご案内
が入っていました。

私は、株式数比例配分方式を選択しているので、証券会社の口座に直接配当金が振り込まれます。
証券会社に預けている株数に応じて、証券会社ごとに配当金を受け取ることができること
NISAで非課税を利用するためには、株式数比例配分方式を選択する必要がある

私が投資を始めた頃は、郵便局に用紙を持って行って配当金を受け取っていました。
今は自動で振り込まれるので、便利になりましたね。
JTの1株当たり配当金
- 2021年度 年間配当金 1株あたり140円
- 2022年度 年間配当金 1株あたり150円
- 配当性向は、75%が目安

第37期 (2021年1月1日~2021年12月31日まで)の期末配当金は、1株当たり75円です。
2021年度は、中間と期末を合わせて、1年間の配当金は、140円でした。
2022年度は10円増配して、1年間の配当金予想額は、150円を予定しています。
2022年度の配当性向は74.8%です。
現在の業績の水準を保てれば、年間配当金150円の維持は出来ますが、業績が落ち込むとまた減配もあり得そうですね。
主力のたばこ事業について
- 国内の販売数量は減少傾向
- 海外は販売数量、利益ともに増加傾向

JTの収入の大半は、たばこ事業です。
国内たばこ事業の販売数量は落ち込んでいますが、海外たばこ事業は、増加しています。
国内の減少分を海外が補っている形です。
海外たばこ事業は、売上収益+10.6%、調整後営業利益+29.6%と好調で、順調に業績を伸ばしています。

報告書を元に、シェアの多い国順に並び替えてみました。
1番市場シェアの多い国は、台湾の48.1%です。
海外の主要市場シェア(2021年12月)
順位 | 国名 | 市場シェア |
---|---|---|
1位 | 台湾 | 48.1% |
2位 | 英国 | 45.8% |
3位 | ロシア | 36.7% |
4位 | フランス | 28.9% |
5位 | スペイン | 27.8% |
こうやって比べてみると、市場シェアの多い国がどこなのか一目で分かりますね。
台湾と英国のシェアがとくに多いのが分かります。ロシアの割合が多いことも、今回初めて知りました。
今まで意識したことがなかったので、投資家として知っておくことも重要だと思いました。
まとめ
配当金がもらえるこの時期は、毎年楽しみにしています。

とくにJTは含み損が多いので、配当金がもらえるのはうれしいです!
もらった配当金を使って再投資ができるので、何の銘柄を買おうか考えるとワクワクします。
2021年は、JTの減配でもらった配当金が減りましたが、これから少しずつもらえる配当金を増やしていきたいと思います。